2023年度の研究会は2024年2月17日(奈良:プレイベント)・18日(近畿大学)と2月26日(東北大学)にて開催しました。
研究会助成は年1回、ニューズレター、ホームページ、メーリングリスト等で募集しています。
研究会の開催助成金申し込みの詳細については、「学会・研究会開催申し込み」のページをご覧ください。2023年度の募集は終了しました。
本学会では、2008年頃より熊田泰章前々会長を中心に、若い研究者の育成を目的とする教育プログラム、およびその修了を証する認定書発行の制度設置について、理事会、常任理事会などでしばしば議論が交わされてきました。2010年の第9回全国大会を経て、若林一平前会長を中心にワーキンググループ(WG)発足に向けた準備が進められ、2012年7月4日の総会の議決・承認を経て、WGが発足しました。
以下は、学会の研究会活動として開催された会議・研究会です。
文化創成コーディネーター教育プログラムの設置に向けたフォーラムが行われ、その設置の必要性について共通理解が得られることになった。
ワーキンググループ設置が常任理事会より提案され、総会の承認を経て、ワーキンググループが設置された。
教育プログラムの骨子、および今後の活動計画を取りまとめた。
教育プログラムの概要を作成し、12月の情報交換会に向けた準備を行った。
教育プログラムの理念とその概要案が提示され、それにしたがって広く委員会外、学会外からの意見を伺ったあと、ワークシップを通じて、課題の洗い出しを行った。
「文化創成教育の潮流と展望」と題する学会研究会を兼ねて行われた。白石会長による基調講演「世界のなかの文化創成」が行われた後、課題と展望が検討された。
第四回ワーキンググループ会合で課題となった点を中心に概要(案)の更なる検討を行った。
五回に亘るワーキンググループの活動報告を踏まえた教育プログラム(案)を作成し、直ちに常任理事会でその報告を行い、審議された。
文化創成コーディネーター設置委員会創設が提案され、承認された。
本フォーラムは、フランスの最新対外文化政策哲学とその実践とが、2000年代後半~2010年代前半のフランスおよび欧州を取り巻く政治・経済・社会状況のグローバル化の中で、どのような影響をこうむって変化しているかを分析・考察するものである。特に、従来の「フランス文化の威光」を一新し、「影響力外交」の展開を目指したアンスティチュ・フランセの設立経緯と進展を経過観察することは、アングロサクソン系のソフト・パワー論やパブリック・ディプロマシー概念のフランスにおける適用がどのような成果をもたらすかの興味深い事例となる。パリに本部を持つアンスティチュ・フランセと、在外公館文化部および各国のフランス学院との協力体制ないしは一体化は、有効性、効率性、外務省と文化省との関係性、外務省と実施機関との関係性などの複雑な要素が絡み合った結果でもあり、果たしてこの実験が成功するかどうかは、日本の対外文化政策の立案者や実務者など、他国の対外文化政策にも大きな示唆を与えるものとなろう。
※ 詳 細:日本国際文化学会共催による研究会のご案内
※ 詳 細:第21回研究会のご案内
※ 報告書:第21回研究会の開催報告(縮約版)
1) 第一部:研究グループメンバーによる発表
木原誠、高橋良輔(佐賀大学)、岩野雅子、斉藤理(山口県立大学)、小笠原伸(白鴎大学)
※発表予定者(レポート発表含む)
2) 第二部:早田吉伸氏によるご講演「地域振興と、必要とされる人材育成」(仮)
早田吉伸氏(慶応義塾大学システムデザイン・マネジメント研究所 研究員)
佐賀県生まれ。大学卒業後、大手ITベンダー入社。
パブリックセクター向け情報化プロジェクトに従事。
域情報化・電子政府・自治体におけるコンサルティング、事業計画・開発を担当。
2005年4月・2011年2月より内閣官房に出向。地域活性政策(地域再生・特区)IT政策に従事。
3) 第三部:パネルディスカッション
※ 詳 細:第20回研究会のご案内1 第20回研究会のご案内2
※ 報告書:第20回研究会の開催報告
司 会:藤巻光浩(静岡県立大学国際関係学部准教授)
発表者:"New Cultural Sensibilities of East Asia and Hallyu Phenomena"
Choi, JungBong(Assistant Professor,
New York University, Department of Cinema Studies)
発表者:「沖縄の記憶とそのメディア研究の可能性」
田仲康博(国際基督教大学教養学部国際関係学科準教授)
評 者:室谷哲 (静岡県立大学国際関係学部教授)
澤田敬人(静岡県立大学国際関係学部准教授)
司 会:澤田敬人(静岡県立大学国際関係学部准教授)
発表者:「実写映画の存在論再考-現代ハリウッド映画におけるCG技術と俳優身体」
石田美紀先生(新潟大学准教授、専門:映像文化)
評 者:藤巻光浩(静岡県立大学国際関係学部准教授)
室谷哲 (静岡県立大学国際関係学部教授)
司 会: 澤田敬人(静岡県立大学)
報告1:「南米系外国人児童の不就学と就労-見えざる実態について」
津村公博(浜松学院大学)
報告2:「ハーンの授業とキュルンベルガー『アメリカに疲れた男』中の授業の比較の試み」
大澤隆幸(静岡県立大学)
報告3:「雑種文化に戯れる初代快楽亭ブラック-文化資本の相続と日本の芸術場の考察を交えて」
澤田敬人(静岡県立大学)
(1)議論へのプレビューとして「グローバル化時代の国際公益」
生田目学文(東北福祉大学総合福祉学部助教授)
(2)シンポジウム「グローバリゼーションの光と陰~国際公益と文化」
司 会:福島政裕(東海大学政治経済学部教授)
パネリスト:平野健一郎(早稲田大学政治経済学術院教授)
川崎賢一 (駒沢大学グローバル・メディア・スタディーズ学部教授)
福田耕治 (早稲田大学政治経済学術院教授)
五味俊樹 (大東文化大学法学部教授)
信夫隆司 (日本大学法学部教授)
司 会:田村栄子(佐賀大学教授)
評 者:川村陶子(成蹊大学助教授)
絲林誉史(文化女子大学助教授)
報告者:川村陶子(成蹊大学文学部)
牧田東一(桜美林大学国際学部)
青木(岡部)まき(アジア経済研究所)
報告者:佐藤勢紀子(東北大学教授)
報告者:松居竜五(龍谷大学国際文化学部助教授)
報告者:八木匡(同志社大学経済学部教授)
報告者:菅野幸子 独立行政法人国際交流基金
(ジャパン ファウンデーション)情報センター・プログラムコーディネーター
報告者:林夏生(富山大学人文学部助教授)
報告者:小笠原博毅(神戸大学国際文化学部助教授)
報告者:西堀文隆(龍谷大学経済学部教授)